チケットの転売のしくみがちょっとわかりました
チケットの転売って、たいてい禁止されていますよね。
でも、転売する人は一向に減りません。
私としては、そんな禁止されていることをわざわざやって大変というか面倒そうだな～と感じています。
まず、チケットの転売は運営からは禁止されているかもしれませんが、法律で禁止されているわけではありません。
ダフ屋は法律で禁止されていますが、ネット上でのチケットの転売は、ダフ屋行為とはみなされないみたいです。
コンサート会場のまわりで売ったらダメみたいですね。
私も禁止事項なので転売にはかかわらないでおこうと思っていたのですが、どうしても行きたいコンサートがありまして、チケットキャンプを利用してチケットを手に入れようとしました。
転売する人には3種類の人がいると思う
当日行けなくて仕方なく売る人
用事ができてしまって急遽チケットを売らなきゃならない人は必ずいますよね。
これは仕方ないですよね。何千円もするチケットですから、もったいないです。
営利目的のみの人
これはもういなくならないですよ。だってそれが仕事なんですもの。
利益が出るのをわかってるんです。
そんなに儲かるのかな～と疑問に思っていたのですが、これ儲かりますね。
ちょっと仕組みがわかったので、説明します。
まず、あらゆるアーティストのファンクラブに入ります。
名義は家族全員とか、友達とか、できるだけ多くの人数をファンクラブにいれます。
けっこうな会費がかかりますが、チケットを売ってもとをとれます。
そうしてできるだけ多くのチケットを手に入れます。
多くのチケットがあるので、中にはアリーナ席などの良席もあります。
この良席で利益をだすみたいです。
他の普通の席は、定価よりちょっと低くしたら全部売れるみたいです。
人気アーティストだったら、普通の席でもプレミアがつくこともありますしね。
こうして、何十枚と手に入れて、その一部の良席で利益がどーんとでるんだとか。
確かに、私がチケットキャンプを見た時も、人気アーティストの良席が、86万円というとんでもない数字で落札されていました。
すごく人気のアーティストだったのでこの数字になったと思います。
なるほどと思いましたね。これは参入する人も多くなるわけですね。
もうチケットキャンプを見ていたら、チケット転売する人がこんなに多いんだな～ってびっくりでしたよ。
超熱狂的なファン
上の2種類の人は想像できていたんですけど、もう1種類の転売タイプがいることに気が付きました。
それは、超熱狂的なファンです。超熱狂的なファンは、できるだけ前の席を取りたいと考えます。
でも普通に抽選して良席になるとは限りません。そこで、身内や友達や知り合いの名義を借りて、できるだけ多くのチケットを応募します。
金額の負担はもちろんその熱狂的なファンです。
こうして複数枚のチケットを手に入れて、その中で一番いい席は自分のものにして、それ以外は転売です。
あまりいい席じゃないのを売るので、利益はでない可能性もありますが、多少高くついてもいい席を取れれば満足なんですね。
人気アーティストだったら普通の席でもプレミアがつくので、利益も出ますし、自分は実質タダでいい席に座れるわけです。
中には全てチケットを売りさばいて、それで手に入れた資金で、良席のチケットを高額で買うという方もいると思います。
86万の席を買ったのも、こういう、お金に糸目をつけないような熱狂的なファンだと思います。
う～ん、やっぱりこういう人たちがいるのでチケット転売はなくならないですよ～。
しかも、チケットキャンプというチケット転売サイトが普通にテレビCMに出ていますからね。
こういうサイトがメジャーになると、転売する人も気軽にやりやすくなって、どんどん増えていきますよね。
私個人としては、やはり運営が禁止をしているので、チケットを転売して儲けようとは思いません。
